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業種別基幹業務

ネオアクシス新しい業種・業務別ソリューションをご紹介します

プロセス系製造業 生産管理

プロセス系製造業のベストプラクティスを標準機能として実装
製造業に共通する正確な『原価』『在庫』の把握

製造業の共通課題

正確な『原価』の把握

多くの企業は、標準原価(計画原価)に基づく原価計算を行っていますが、実際に使った原材料費に基づく原価計算を行う重要性が高まっています。

ここ数年は、原油・石油関連製品などの原材料価格と外国為替相場の大幅な変動が起きるようになりました。適正な販売価格を決定し、値上げの際の正しい根拠を持つために、仕入や工場稼働に必要なエネルギーなどの原価の価格変動を正しく把握することや、適正な販売価格を決定し、値上げの際の正しい根拠を持つことが、企業収益確保の観点から必要不可欠になりました。

大量ロットでの仕入れ、ジャストインでの仕入れを問わず、実際の仕入れに基づく正確な原価の把握が、企業の適正な収益を確保するために、より一層重要になりました。

正確な『在庫』の把握

使用した原材料の在庫量が、システム上と実際の在庫量と違っていると、生産計画そのものの確からしさが損なわれます。システム上の在庫量と、倉庫内・製造現場内の在庫量(実棚)の一致を実現することは、意外にも難しいものです。

入出庫の都度、現場で伝票を発行していても、事務所に戻ってからシステムへの入力を忘れるたり、転記ミスなど、一日のごくわずかな在庫の狂いでも、長期にわたり蓄積すると、月間や年間では大きな狂いが発生します。日々の緻密な在庫管理が必要です。

生産計画(MRP/生産スケジューラ)

受注量と納期、現在在庫量を考慮して、1~2名のベテランの生産計画担当者が年間、月間、週間、日の生産計画を立案するという、人による生産計画を行っている企業が数多くあります。ベテランの担当者のノウハウを引き継ぐことは、決して容易ではありません。生産スケジューラを活用してシステム化をしようにも、ベテランの担当者の頭の中に入っている、膨大で複雑な生産計画のロジックや数値(暗黙知)を、スケジューラ上でパラメータ(形式知)として設定することが非常に困難です。

山積み計画と山崩し計画には熟練の技が必要です。MRPから出力された計算結果(純所要)だけを使って調達を考えると、需要の伸びに対応できずにすぐに欠品が出たり、適切な予備品が確保できないなどの問題が発生します。

お客様の力だけで、実際の運用に耐える生産スケジューラを導入し運用することは非常に困難です。導入時に運用を見据えたコンサルテーションサービスを受けることにより、実際の運用に合った仕組みを構築することが可能になります。

プロセス製造業特有の課題

生産計画(MRP)とスケジューラ

既存のMRPや生産スケジューラは、企業数が多い組立系製造業における大量生産方式の業務を前提にして開発されたパッケージ製品がほとんどです。そのため、プロセス系製造業がMRPやスケジューラを利用する場合に、自社の業務プロセスに合わせることが難しいという問題があり、人による生産計画や調達計画の立案や、自社開発のシステムを使わざるを得ないという状況が発生しています。

一般的なパッケージ製品の標準機能では、プロセス系製造業の業務に必要な機能が不足しています。

多種類の単位や荷姿への対応

数量(個数)だけでなく、管理する単位は重量、容積、面積など多くの種類があり、荷姿も種類が多数あります。入荷、製造、出荷で単位や荷姿が異なる場合には、単位を変換する必要があります。

製造準備作業への対応

組立製造業では、原材料をピッキングしますが、プロセス製造業では精緻な原材料の計量が必要です。マテバラ(原材料を計量して、1回の製造バッチ用に計量してばらす)への対応と現場への計量指示書の作成ができないと、プロセス系で使えるシステムとは言えません。

正しい製造記録

組立系とは異なり、プロセス系製造業では、設備の情報を含めた正しい製造記録を残す必要があります。温度、回転数、原材料投入のタイミング、加熱時間などの製造設備に関する正しい情報を管理しないと、不具合が発生したときに原因を追跡し、問題の解決を図ることができません。

また、プロセス系製造業では、主産物と副産物が生成されることがあります。また、製造に失敗しても再生可能なものもあります。組立系製造業で使われるBOM(部品表)の考え方とは全く異なるレシピによる、複雑な原材料や製造プロセスの管理と、現場への指示が必要です。

法規制への対応(化学物質管理)

化学系の法規制は非常に多く、RoHS規制やSDS(Safety Data Sheet)などの取扱い注意書への記載など、各内外の法規制への対応が不可欠です。輸出企業の場合には、相手国の法規制への対応が必要になります。

プロセス製造業向けの基幹システム

グローバル化が進むプロセス系製造業に最適のシステム
プロセス系製造業のベストプラクティスを実装した基幹システム
開発・運用が楽でビジネスユーザにとって使い易い基幹システム
高機能な生産計画に対応したスケジューリング機能を標準で提供
.NETをベースにした、カスタマイズなどの開発生産性と保守性に優れた基幹システム

プロセス系製造業向けに特化した基幹システム導入サービスの提供

  • 定義済み業務フローと各種パラメータの提供
  • バッチ管理・マテバラ/計量など業務への対応
  • InforSytelineベースのカスタマイズ対応
  • 実績のある業務要件DB

正確な『在庫』の把握により、正確な生産計画を実現

リアルタイム処理による、正確で漏れのない在庫管理

ハンディ端末(スマートデバイス)を利用し、現場で入出庫情報を処理することにより、入力漏れや転記ミスを排除します。緻密なオペレーションにより、正確に日々の在庫管理を行うことができます。

また、倉庫内での音声によるピッキング支援システムにより、ピッキング作業の生産性と正確性を向上させます。作業員によるピッキング作業のばらつきを排除して、誰が作業しても同じ結果を出せるようにしながら、正確な在庫の把握を実現します。

ERPの改善効果を最大化するBPECの提供

ネオアクシスでは、基幹業務システムの導入効果を最大化するために、業務課題の見える化手法・サポートツールの「BPEC:Business Process Engineering Cycle」を提供しています。

BPECを利用することで、2週間程度の短期間で改善効果が見込める業務を特定し、IT利用、非利用問わず業務プロセスに潜むムダや課題を可視化します。改善により得られる効果を金額ベースで明示することができます。パッケージの導入時に改善効果の高い業務に投資を絞って、得られる効果を最大化します。

ネオアクシスは、前身のエス・イー・ラボの設立以来35年以上にわたり、精密機械組立系製造業と、化学・薬品、樹脂製造などのプロセス系製造業を中心にした基幹業務構築に関するノウハウを蓄積しています。
TISインテックグループとして、MES、IoT、技術情報(レシピ・製造技術管理)などのGHS管理の開発提案も可能です。
また、今後は作業時間(着手・完了時間)のトラッキングや、物品の入出庫情報のスマートデバイスによる管理など、きめ細かい提案により製造業のお客様を強力にサポートします。